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やわらかほっぺ

やわらかほっぺ

出産体験記

ユウクン誕生の過程を簡単にまとめています。
今現在妊娠中の方や、もう出産まで経験された方も
よかったら読んでみて下さい。
ご意見ご感想など掲示板にカキコして下されば幸いです。

出産体験記
それは夜中にやってきた
いざ産院へ
カンチョーーー!
丸1日何事もなかった
ヒッヒッフー
こっ腰が痛い!!
いよいよ分娩室へ
そして感動のご対面

 

それは夜中にやってきた
 出産予定日の2日前という時でした。夜中の2時過ぎにふと冷たいと感じて目を覚ましました。「あれ?おもらししちゃったのかな?」「でももしかしたら破水かも」と思い、パジャマのズボンを脱いでにおいを確かめてみましたがどっちともとれない感じでした。私が目を覚ましているのに気づいたのか隣に寝ていた主人も目を覚ましました。それで「破水したかも知れない」と告げました。とりあえず主人もズボンのにおいを嗅いでいましたが「おしっこじゃないの?」と言っていました。しかしどちらか分からないときは専門家に調べてもらうのが一番です。産婦人科に電話をし、主人に両親を起こしてもらいました。
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いざ産院へ
 入院の準備などはもちろんしてありましたので、荷物を持って病院へと向かいました。着いたら早速破水かどうかを調べてもらいました。結果「破水ですね」ということで入院することになりました。出産のサインには「陣痛・おしるし・破水」と3つあるのですが、まさか破水から始まるとは思っていませんでした。テレビとかの影響のせいでしょうか・・・。お腹を抱えて「痛たたた」と産気づくのかと(笑)
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カンチョーーー!
 入院してまず陣痛室に入ったわけですが、破水しているため細菌感染をさせないために抗生物質の点滴をされました。こうしている間にも下からはじわじわと破水がありました。羊水が無くなってしまうのではないかと不安でした。とりあえず入院服に着替え、大きなナプキンをしました。そして、表題にもあるように人生2度目の浣腸を経験したのです・・・。妊娠中は便秘がちで溜まっていました。浣腸をされて5分と持たずにトイレへGO!ザーーーー・・・。
 きっと宿便も無くなり、きれいな大腸になったことでしょう。こんなにトイレの後でドッと疲れたことはなかったですね。
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丸1日何事もなかった
 夜中から入院したものの、特に強い陣痛を感じることなく時は経っていきました。看護婦さんは午前中に生まれるかも・・・。と言っていたのに午後になっても私はケロッとしていました。ただ破水しているがためにその辺を歩くということも出来ないのでずっと陣痛室のベットに横たわっていなければなりませんでした。結局丸1日何事も無く過ごしました。
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ヒッヒッフー
 2日目の午前5時ごろからだんだんと辛くなってきました。陣痛室の壁にラマーズ法の呼吸法が貼ってあったので自然と自分で「ヒッヒッフー」といきみを逃していました。抗生物質と一緒に子宮口を軟らかくする点滴も投与されていたので効いてきたのでしょうか。昨日とは全然状態が違っていました。あんなにケロッとしていたのに。ご飯も一口食べては「ヒッヒッフー」と呼吸しなければならないくらいになっていました。覚悟はしていたけどこれほど辛いものだとは。
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こっ腰が痛い!!
 痛いと聞いてはいましたが、これほどとは。とにかく腰が痛いんです。腰から下が自分のものではないみたいでした。もう休む間もなく次から次へと陣痛の波がやってきました。主人と私の両親が変わりばんこ腰をさすってくれました。私が横向きになれたらさするのも楽だったかも知れないのですが、横を向くともっと辛かったので仰向けでいました。仰向けで寝ている私の腰をさすり続けるのは大変だったかと思います。でもこの時は人の気を遣っている場合ではありませんでした。
 ずっと「ヒッヒッフー」と言っていたので喉も渇き、唇も渇くのでミネラルウォーターを時々飲ませてもらっていました。あらかじめストローを用意しておくと便利かと思います。
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いよいよ分娩室へ
  休む間もなくやってくる陣痛の波に何度か意識が朦朧としました。心の中では「まだ?まだ?」と何度も思っていました。「いつまでこの状態が続くの?!」と。6時間くらい経ってようやく分娩室へと入れるようになりました。ただ、陣痛が弱いこともあってあまり長引くのもよくないと判断されたのでしょうか、陣痛を強くする点滴をすることになりました。
 分娩台まで歩くのもほんの少しの距離でしたが大変でした。でももうすぐ赤ちゃんに会えると思うと頑張れました。
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そして感動のご対面
 分娩台へと必死の思いで座り、足を固定されていよいよ分娩の準備が整いました。分娩室へは実母と主人が入り、立ち会ってくれました。そして助産師さんと初めて会い、いきみ方など教わりながらいきむタイミングを待ちました。いきむのって意外と大変でした。ついつい目をつむってしまうのですが、目を開いたほうが力が入るみたいです。何度か「目を開いて!」と言われた気がします。息ももらさないようにしなくてはなりません。必死でしたがきっとすごい顔をしていたと思います。
 妊娠のページにも載せているように赤ちゃんの体重が大きいのと頭でっかちなのと陣痛が弱いことが重なってか、何回もいきみました。主人は一生懸命に私の頭を支えてくれていました。ついには看護士さんが私のお腹をいきむタイミングに合わせてグーッと押しました。そんなことして大丈夫なのかぁぁ!赤ちゃんの頭が出かかってはひっこんで・・・の繰り返しでした。もう、くたくたです。持久力はもたず、産もうとする気力だけでもっていました。だから気持ちはあっても長くいきむことが出来なかったのですね。
 そうこうして約1時間ほどでようやく発露となり、産声を聞くことが出来ました。お昼の12時16分、3598gの元気な男の子誕生です!!長かったー。やっと会えたー。うれしいー!
 生まれた直後は呆然としていましたが、寝たままの状態で赤ちゃんを抱っこさせてもらうと感動がこみ上げてきました。涙が止まらなかったです。主人も感無量状態でした。(涙を必死でこらえたそうです)大変でしたが素晴らしい経験が出来たと思います。母子共に何事も無くてよかったです。
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